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東区牛田東の龍蔵院本堂内が改装され「龍蔵院デプン・ゴマン学堂日本別院」になっていました。 |
龍蔵院デプン・ゴマン学堂日本別院は、高野山真言宗牛田山龍蔵院に設置された日本ではじめての本格的なチベット仏教僧院です。
日本別院は、特にチベット式の建築物に改築するものではなく、龍蔵院の本尊さまである大聖歓喜天(観音菩薩の化身・ガネーシャ)・不動明王を今まで通りお参りしており、チベット仏教の総本山から派遣された、本格的なチベットの僧侶の方々が、毎日朝晩勤行や修行を行なっているそうです。
ゴマン学堂は、チベット三大学問僧院のひとつであり、歴代のダライ・ラマを教育する僧院でありました。デプン大僧院は、ゲルク派の開祖ツォンカパの弟子、ジャムヤンチュージェにより、西暦1416年(日本でいうと応永23年室町第4代将軍足利義持の時代)に建立されたそうです。 |
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※デプン・ゴマン学堂の資料は、文殊師利大乗仏教会の資料を参考にしました |
以前牛田に住んでいたのに、龍蔵院をはじめて訪ねお参りしたのは2006年2月でした。
2008年広島新四国八十八ヶ所霊場スタンプラリーで寺印をいただく前に、お参りのため上がった本堂内部の様変わりに少々驚きました。
お参りして本堂を出てきたところで、居られたお坊様に、昼食(弁当)を境内で食べさせてくださいとお願いした時、お茶をどうぞとすすめられましたので、少しばかり伺うと、チベットからここに修行に来ているということで、デプン・ゴマン学堂日本別院になっているということでした。
今(2009年)回広島ぶらり散歩「牛田・二葉の里附近」編を再編集にあたり、この頁を編集しました。 |
09.07.29裕・記編集 |