いしいじょうあと
石井城跡

  安芸郡府中町石井城にある「石井城跡」です。
※城跡の残り香はほとんどありません、説明板でこの辺りが石井城跡だなとわかりますが。
石井城は、鎌倉時代末から南北朝時代初期にかけて、安芸国の在庁官人(国司の庁に勤務し、事務を行う役人)田所氏の一族石井氏の拠城跡と伝えられています。
石井末忠は元弘3(1333)年後醍醐天皇の綸旨を受けて伯耆船上山(鳥取県赤碕町)に馳せ参じ、延元(1336)元年摂津湊川(神戸市)の戦いで足利尊氏の軍勢と戦い、楠木正成などとともに戦死したと云われています。
現在城郭らしい遺構は明瞭には残っていません、城山の頂部に石井七郎末忠の碑が大正8(1919)年11月15日に建立されています。
周辺には城山北・南端貝塚や石井城貝塚など古代から中世のものと思われる小規模な貝塚が点在し、中世の土器片も出土しています。
広島新四国88か所霊場のスタンプラリーで鵜上寺を訪ね、次の江本寺を訪ねる途中で(石井城公園から少し先に行った時に)みた石井城跡でした。地図上に記述がありましたのでここかと思ったのです。
根際に石柱が建っていますが、備後三郎、安藝に七郎と刻まれていますが、全体碑文はわたしには読み下すことができませんでしたが石井七郎について刻まれているのでしょう。
説明板には石井七郎末忠の碑が大正8(1919)年11月15日に建立されていますと書いてありますが碑裏の碑文の最後に昭和11(1936)年5月25日という期日が刻まれていますので再建された碑かなと思いました。
08.12.13裕・記編集

08.10.27.撮影
広島県府中町石井城2-3

08.10.27.撮影

08.10.27.撮影

08.10.27.撮影
贈正五位石井七郎末忠君表忠碑 この碑には昭和11(1936)年5月25日の文字が刻まれています

08.10.27.撮影

’08.10.27.撮影



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