(アストラムライン)メガネ型シールド・モニュメント

  中区西白島町の広島城内堀北西の処に建立されている「メガネ型シールド・モニュメント」です。
※(2009年訪ねたとき)銅板製の説明板が(盗難に遭ったのでしょう)無くなっていました。
広島新交通システム「アストラムライン」地下部の県庁前駅から城北駅間(延長L=850m)は上下線を同時に施工できるメガネ型シールド(DOT工法)を世界ではじめて採用し施工しました。
広い地下空間が必要な鉄道トンネルや駅舎部で採用され、DOT工法研究会(大林組・大成建設・大豊建設)とIHIが共同開発し、広島新交通システム向けとして1991(平成3)年に実用化1号機を製作しています。
アストラムライン(広島高速交通)は1994(平成6)年8月営業開始です。
広島城のお堀(内堀)の北西の処にあるこのモニュメントの前を何度となく通っていたのに(わたしは)気がつきませんでした。
2006年交流ウォークの時に教えていただいたこのモニュメント、3年後(2009年)再び訪ねたのです。
雑草に覆われかかっているモニュメントになっていましたが、驚いたのは銅板でできていた説明板が剥ぎ取られていたことです。
現在このモニュメントに気がついた人はこのモニュメントが何であるのかもわからなであろうと思いました。
この小さな銅板が剥ぎ取られたことで日本人全体の精神の荒廃を縷々することなどはできないでしょうが報道で見聞きする最近の信じられない事件と重ね合わせてしまいました。
2020年コロナ禍の中でしたが、アストラムライン城北駅で下車し中央公園で行われている(サッカースタジアム建設前の)発掘作業を撮影に行く途中このモニュメントも久しぶりに撮影しました。
21.10.25.更新   06.04.15裕・記編集

06.02.18撮影
広島市中区西白島町25 (お堀北西)

06.02.18撮影
鉄筋コンクリート製セグメントがモニュメントとして残されています。
(segment)
セグメント:
@分割すること。区分。部分。例文「地域単位のセグメント情報」
2. コンピューターで、大きなプログラムやデータを記憶装置に読み込むときに分割する単位。
13.03.31追記

06.01.21撮影
城北駅から県庁前駅の650mがシールド施工区間です

09.02.21撮影

09.02.21撮影
雑草に覆われつつあるモニュメント (剥ぎ取られた)説明板跡

20.10.16.撮影
(≒西側からみました)

20.10.16.撮影
(何のモニュメント?と思う人が多くなってくるのでしょうね)

20.10.16.撮影



「乗り物」編



広島ぶらり散歩へ
        アストラムライン関連頁
アストラムライン
  アストラムライン耐震補強工事
(アストラムライン)メガネ型シールド・モニュメント
(アストラムライン橋桁落下事故)慰霊碑


「広島城附近」編