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南区宇品御幸に建てられている「高畑邸」です。 |
1937(昭和12)年に建てられた(交流ウォークで伺った時、ご主人は先代が昭和7(1932)年建てたと云っておられました。その建物は木造2階建て入母屋造りの民家です。
外部を拝見すると1階と2階の中間(水切りの立ち上がりにあたる部分)に獅子や鶴などを浮き彫りにした化粧瓦がある豪華なものでした。
雑誌「がんぼ」にも紹介されたという当時の日本建築の豪華な姿の2階内部は拝見することができませんでした。 |
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この高畑邸の南側少し先に位置する千暁寺(爆心地から≒4,310m)は、被爆建物として広島市の被爆建物の資料に記載があります。
しかし、この高畑邸は民家ということから被爆建物の指定はありませんが被爆した建物です。 |
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羽目(はめ) |
建物などの板張りで、板を平坦に張ったもの。また、その板。板羽目。 |
下見(したみ) |
家の外壁などに用いる横板張りで、板の端が少しずつ重なるように取り付けたもの。下見張。 |
(いりもや)
入母屋: |
建築の屋根の形式の一つ。
屋根の上方は切妻造り、下方は寄棟造りのように四方に庇を葺きおろすもの。 |
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高畑(こうはた)邸の次に伺った千暁寺の楼門説明板に『当寺梵鐘は曽て篤信家・高畑喜一郎氏の寄進により・・・』と先代?のお名前がありました。 |
2010年訪ねた時は、鶴の顔は、獅子の正面の顔はと思い撮影しました。 |
14.08.05更新 06.01.18裕・記編集 |