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廿日市市佐方の洞雲寺に鎮座している「厳島明神」社です。 |
洞雲寺の境内社として厳島明神社のいわれがよく分からなかったのですが、広島の名水を紹介されている錦川鯉さんの「名水賛歌」で知りました。 |
15世紀、洞雲寺の金岡用兼(きんこうようけん)禅師が、厳島明神の啓示によって良水を得たと伝えられる「金岡水」だったのです。
本堂(方丈)脇に湧き出していたそうですが、いまは水量が減っているようでわたしが見たときは厳島明神社の周りの池は残念ながら濁っていました。 |
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(対岸)宮島の杉之浦にも金岡禅師が座禅をすると湧き出したという金岡水伝説があり、海に近いが、水は絶えることなく良水を出していて、洞雲寺に元からある金岡水と水脈が同じといわれているようです。ただ、今は飲用に適さないようですが。 |
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関連頁:宮島(杉之浦)金岡水 |
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4月に洞雲寺を訪ねたときには厳島明神社が鎮座していることは知りましたが、今(2007年)回いわれの一端を知りこの頁を編集しました。
なお境内図が設置されており、みると、親王寺稲荷社も鎮座されていることからこの頁に一緒に紹介しました。 |
07.09.19裕・記編集 |