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廿日市市阿品に祀られている「おしえ地蔵尊」です。 |
昔、西国街道は、廿日市、宮内、槍出を経て大野に向っていましたが、旅人や村人は近道として、廿日市から地御前を経て風光明媚な阿品の海岸をにけ谷尻を通り中山と更地へ別れて山を越え、西国街道に通じる村道を行き来することも多かったのです。
このお地蔵さんは、谷尻の分かれ道に鎮座され、山道を辿る旅人が迷わないように、地御前や中山、更地への道を教え、旅の安全を見守ったと伝えられ地元の人々からは今も「おしえ地蔵さん」と、親しみを込めて呼ばれています。
「おしえ地蔵さん」は廿日市ニュータウンの造成工事が始まる昭和40(1965)年までは現在の阿品調整池の上側付近(谷尻)の山中にありましたが、昭和54(1979)年地元の有志の手で現在地へ遷座していただきました。 |
平成6(1994)年11月 阿品地区有志一同 |
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交流ウォークの時に廿日市地区をボランティアで案内されているU氏に説明していただきました。
わたしはこの地区の西国街道の知識もほとんどありませんでしたのではじめて聞く話が多くありましたが、少しづつわかってくればいいな〜と思っています。 |
08.04.13裕・記編集 |
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