|
廿日市市串戸の広田神社拝殿に掛けてある「三十六歌仙奉獻額」です。 |
明治廿七年(1894年)甲午一月一日 「奉獻三十六歌■額」 奉献:小田■■、山口■■ |
(さんじゅうろっかせん)
三十六歌仙: |
藤原公任(きんとう:966-1041: 平安中期の歌人歌学者)の「三十六人撰」に名をあげられた歌人。
柿本人麻呂、紀貫之、凡河内躬恒、伊勢、大伴家持、山部赤人、在原業平、僧正遍昭、素性法、紀友則、猿丸大夫、小野小町、藤原兼輔、藤原朝忠、藤原敦忠、藤原高光 、源公忠 、壬生忠岑、斎宮女御、大中臣頼基、藤原敏行、源重之、源宗于、源信明、藤原清正、源順、藤原興風、清原元輔、坂上是則、藤原元真、小大君、藤原仲文、大中臣能宣、壬生忠見、平兼盛、中務。 |
※ |
この三十六歌仙に影響されて、中古三十六歌仙や女房三十六歌仙などが後世にできたそうです。 |
|
辞書に出てくる三十六歌仙の奉納額だと思うのですが、画像でもお解りのように110余年前の作の額ですので、人物が色あせてき、詠んだ歌もわからないような状態になっています。
36歌仙がだれかも知らなかったわたしですので、個々の額の解説が出来る訳もありませんが、烏帽子を被っていない女性と僧侶だけでもわからないかと思ったのですが(わたしには)人物の特定はできませんでした。奉献・三十六歌■(仙)額の■を仙と読みましたが、どうも人ベンに山ではないようなのですがこれも詳しくはわかりません、また全部撮影したつもりでしたが35枚の額で36歌仙とはいきませんでした。 |
09.05.21裕・記編集 |