長命水井戸
  南区向洋大原町に掘られている「長命水井戸」です。
現在確認できるという14箇所はなんとか訪ね、撮影し頁を編集しました.。
しかしそれらの所在地は地図上で確認はしたつもりですが、土地勘がないわたしですので間違いがあるかもしれませんのでそのことはお含みおきください。
この頁では、長命水井戸と云われている井戸の紹介です。大原神社の参道(石段)のすぐ下ですので場所的には割とわかりた酸いところだと思います。
向灘、堀越半島の地核が岩盤で形成されているため、山麓に到るところに湧水があり、岩盤だから岩を刳り掘った井戸で、水底3〜5尺より湧出しました。石清水は紫水透明、ミネラルに富んだ水でしたが、人口の増加とともに飲料水として不適になるともに上水道の整備でいまは使用されないようになっている井戸が多いようでした。
七夕祭りの日(旧暦7月7日)朝九時、毎年各家庭で一年間使用した井戸の内外をきれいに清掃し井戸の中に落ちた物や水を汲み上げて清浄にして水神に神酒を供えて感謝する習慣があり、共同井戸使用の家は、各自集い、清掃をして一年間の水の恩恵を感謝し祈願するのが午前中の慣例だったそうです。
青崎公民館の井戸物語には、現在14ヶ所の井戸が紹介されています。1984(昭和59)年広島市青崎学区郷土史研究会発行「灘の歴史」には16ヶ所(14箇所の他に山代井戸、湯灌川井戸)の紹介があります。ここの井戸の説明は「灘の歴史」を参考にしました。
大原神社の本鳥居下一面は本田氏の土地で、居住脇に井戸を掘り使用していましたが、転居され、一般隣接の方々が使用していました。
もともとは本田井戸と云っていましたが、代々長寿者が続いたことから、誰云うとなく長命水井戸というようになりました。
 10.08.22裕・記編集

10.01.09.撮影
広島市南区向洋大原町39

10.01.09.撮影

10.01.09.撮影

10.01.09.撮影



「水関連」編



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「(南区)堀越・向洋地区」編





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