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東区戸坂(へさか)出江(いづえ)に鎮座している「桜御前神社」です。 |
祭神:木花咲屋姫命(このはなさくやひめのみこと:大山祇神の御子の神)
由緒:古老の相伝によれば天文年間(1532-1555)茶磨山に戸坂入道道海が居城し、山嶺に大山祇神を守護神として勧請した(現在は狐瓜木神社に合祀)。その頃大山祇神の姫である木花咲屋比女神を麓に勧請し、里人は御社社と称して崇拝した。
境内がせまいため1869(明治2)年戸坂村出江に遷座し、神殿・拝殿を改築社名を桜御前神社とした。1905(明治38)年火災に遇い、翌(1906)年再建する。1945(昭和20)年原爆により倒壊し、1947(昭和22)年に再建。1963(昭和38)年広島市の桜ケ丘団地造成により現在地に遷座した。1989(平成元)年9月拝殿再建。 |
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伝承:茶磨山の麓、出江の奥に住む人々の間で、ある年顔が見苦しくなる悪病が流行した。巫子が大山祇神のお告げを受け、我姫御子の木花咲屋姫をこの山裾に祀れば病が癒えるとの事で、姫神を御森山に祀った。それ以来出江には美人が生まれるという。 |
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2年ほど前になりますかこの前の道路を通ったことがありましたが道路からは高台に位置するこの神社があることには気がつきませんでした。
今(2009)年廣島縣神社誌をみているとこの桜御前神社が掲載されており、祭神が木花咲屋姫命ということを知り、1990年大阪で開催された花の万国博・咲くやこの花館(難波津に咲くやこの花冬ごもり 今は春べと咲くやこの花)を思い出したのでした。 |
2015年被爆70年に再び戸坂(原爆死没者)供養塔へ行く途中、立ち寄り参拝しましたので、前回撮影していなかった構図でも撮影していましたので、2017年のいまになりましたがこの頁を更新しました。 |
17.02.22.更新 09.10.26裕・記編集 |