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安佐南区西原に鎮座している「冬木神社」です。 |
祭神: |
帯中津日子命、品陀和気命、息長帯比売命 |
相殿神: |
伊邪那岐命、伊邪那美命、大已貴命、事代主命、大年神、倉稲魂神 |
由緒: |
もと西原村は、対岸戸坂村の狐瓜木八幡宮を氏神としていましたが、度々洪水により対岸へ渡れず、1644(正保元)年8月15日現在地、西原村冬木に社殿を創建し旧氏神の狐瓜木八幡宮の神を勧請して西原八幡宮と称しました。
1908(明治41)年社殿を改築、翌(明治42)年村内の神宮神社など四社を合祀し冬木神社よ改称しました。 |
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ここで奉納される神楽は、天明の大飢饉(1782〜1788年)や疫病に苦しんだ村人が厄払いと五穀豊穣を祈って始めたものといわれています。
伝統的な神楽の形式を今に残す「西原上十二神祇神楽」として広島市の重要無形文化財に昭和49(1974)年8月12日指定されています。 |
広島市指定重要無形民俗文化財「西原上十二神祇神楽(じんぎかぐら)」
太田川などの川によって形成された西原の地は、古くから洪水などの災害に度々見舞われたとくに、天明年間(1781-1788)の大飢饉と疫病とによる打撃は大きく村人たちは日夜その対策を協議し、冬木神社境内で悪疫を払い五穀豊穣を祈って神楽を奉納することにしました。これが「西原上十二神祇神楽」の起こりとされています。 |
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指定:昭和49年8月12日 昭和54(1979)年3月1日 広島市教育委員会 |
資料をみて、この冬木神社に原村忠魂碑が建立されていることを知り訪ねました。JR下祇園駅から安川緑道をぶらり散歩しながら行きましたがこの辺りかなと思ったのですが方向性が違っていたのでしょう、ご近所の方(複数人)に聞いてやっとわかりました。国道184号線(旧54号線)から(現在の)国道54号線に抜ける道路(県道府中祇園線)から少し入った所に位置していますが迷ってしまいました。
2018年になりましたが、神社誌を参照し祭神などを加筆しました。 |
18.05.24.更新 09.06.13裕・編集 |