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安佐南区祇園に建てられている「瑞城山 歓喜寺」です。 |
伝承では、884(元慶8)年真言宗僧宥尊が武田山麓・南下安松尾山(通称寺の堂=てらんどう) に開基し、松尾山徳達寺と号し、祇園坊とも称していました。1583(天正11)年松尾山から現在の
安神社(当時・祇園社と称していた) 境内に移され 祇園社感神院 と称し、神仏習合の寺社であり、感神院住職が明治維新直前まで、祇園社宮司をも兼執してきました。
1871(明治4)年神仏分離令により、祇園社は安神社と改称され、感神院は廃仏毀釈令及び神仏分離令により廃寺の恐れもありましたが現在地に移転。歓喜寺と改め移設後、真言宗の僧・常誓が任に当たっていましたが、引退後以降は地元の信徒たちが管理をしているそうです。 |
この辺りに来るのははじめてでしたので、尋ねられる(通りががりの)方がおられればと思いましたが平日の日中すれ違う方もいませんでした(仕方なく)地図を頼りに辿りつくことができました。
誰もいない境内、お参りした後、(5月の中というのに暑い日で)石段に座り水分補給と汗をふき一休みしました。 |
09.06.17裕・編集 |