空長古墳2号墳

  安佐南区西原の広島市祇園公民館に復元されている「空長古墳2号墳」です。
空長古墳群(主な遺構:円墳4基)は、広島市教育委員会が1977(昭和52)年から宅地造成予定地であった土地を発掘調査したときに発見されたものです。
この地は、太田川下流の平野を見渡せる尾根の上にあり、4基の古墳が築かれていました。
いずれも直径10m程度の丸い円墳で、それぞれの頂上には、亡くなった人を葬るための竪穴系横口石室(広島市では他に例がない)2基と箱式石棺2基の石組みが作られていました。また、それらの中には、一緒に納められた剣・鏃・鎌・玉などが残っていました。
この古墳群の築かれた祇園一帯は、かつては耕作に適した肥えた土地が広がっており、空長古墳群は、豊かなこの地域の有力者が、自分の土地を見下ろす場所を選んで5世紀後半から6世紀初めの間に築いたものと推定されています。
なお、このうち一つの古墳の石棺(箱式石棺)1基が、地元の祇園公民館に移転復元されています。
安佐南区区政振興課発行「あさみなみ散策マップ」にこの空長古墳2号墳があると載っていたので立寄ってみました。説明板がなく古墳に関する事は帰宅後(財)広島市文化財団文化科学部文化財課の資料をみてみると(上記の)解説があり、わかりましたので、頁に編集しました。
09.05.15裕・編集

09.05.12撮影
広島市安佐南区西原1-13-26 広島市祇園公民館

09.05.12撮影

09.05.12撮影

09.05.12撮影

09.05.12撮影



「古墳遺跡遺構など」編



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「旧・祇園町」編





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