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安佐南区古市の安佐南区役所に展示されている久保寛子作「土着の民」です。 |
土着の民 2010(平成22)年、楠(くす) |
久保寛子(くぼ ひろこ)
2010年〜広島市立大学大学院芸術学研究科博士前期課程彫刻専攻 |
安佐南区役所あさみなみ・まちの額づくり事業、広島市立大学社会連携プロジェクト事業 |
作品の解説よると『自らが持つ様々な土着文化への関心から生れた作品です。カヤン族(首長族)やサイ族の民俗衣装からヒントを得た造形と、自分にとって身近な動物である牛を組み合わせ、動物を信仰する民族を表現した。』そうです。 |
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安佐南区役所正面の歩道に展示してある、野外彫刻をみて、以前見たことがある玄関風除室に展示の坂本信義作品:旅立ちをみていこうとした時にその作品の後ろに、以前はなかったこの作品に気が付き中に入り撮影しました。
区役所に置いてあったリーフレットをみると、展示期間が約1年間となっていました。仮での展示だったのです。読んだ時、役所的思い付きの事業かと、とてもかなしい気持ちになりました。作品を年ごとに増やしていくことで、芸術家が育つ安佐南区を区民、(広島)市民、そして全国的に広く訴えることができる事業になっていく継続性が必要なのではないのかと設置された作品を見ながら(わたしは)思ったからです。 |
111.04.08.裕・記編集 |