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安佐南区東野の“堤平神社”の境内地のための石積み「とんこ石積み」をこの頁で取り上げました。 |
創祀年代は不詳ですが、明治維新に際し堤平神社と改称し、1935(昭和10)年幣殿、拝殿の改築を行いました。そして、1954(昭和29)年太田川改修工事に伴い、宮の森より現在地に遷座したそうです。 |
安佐南区区政振興課発行「あさみなみ散策マップ:東野・川内ルート」に、とんこ石の石垣『この東野・川内辺りでは、丸い大きめの河原石を「とんこ石」と呼び、角張った(積みやすい)山の石が入手しにくいため、仕方なくとんこ石で石垣を築いていました。丸い石ですので巧く組合わせるために曲面を削落とすなどして組上げられます。さらに、石の前面を切落とし石垣の前面を凹凸が少なくいように整えたものも残っています。築かれた時期は概ね江戸時代末期から明治時代中期だそうです。』と紹介があります。 |
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とんこ石という呼び方はこの地区(安佐南区東野・川内)での特有の呼び方だそうです。
通常、河原石、丸石、玉石などといわれています。 |
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アストラムライン中筋駅からここ堤平神社まで来る途中、マップに紹介があるとんこ石積みの処をみてきたのですが、(わたしには)探せませんでした。ここ堤平神社の擁壁は戦後作られたことが神社由来書で分かりましたので、マップで紹介する時期のとんこ石積みではありませんが(表面も削り落し平面にした石はわずかでしたが)、撮影しこの頁を編集しました。 |
マップの「とんこ」という言葉をみた時、石積みとは全く関わりはないのですが、「トンコ節」最後の処♪♪・・・ネー トンコトンコとメロディーを思い出したのです。わたしは、口ずさむ歌ではありませんでしたが何となく最後の処を思い出し頭の中で唸ってみました、下段に歌詞を記しました。 |
10.11.20.裕・記編集 |