太田川発電所

  安佐南区八木町に造られている「太田川発電所」です。
2014年8月20日の広島土砂災害で発電を停止していましたが、2015年10月10日に発電を開始したことを知り、10月30日に訪ねてみましたので、別頁(15.01.19.編集)で編集しました。(下段のリンク先より見てやってください。)
八木用水に関する大きな変化の一つとして、1962(昭和37)年にここで取上げた中国電力・太田川発電所ができたことがあげられます。
太田川発電所は、上流の間野平(まのひら)発電所から放水される水から最大毎秒50m
3を取水し、途中吉山川から毎秒1.5m3の水を加えて導水路に導き、最大出力16,400Kwを行う発電所です。
この発電所完成によって太田川の水位が下がり‘鳴の取水口’から八木用水への取水が困難になることが予想されたことで、1960(昭和35)年7月、土地改良区と中電の間で次のような契約が結ばれました。
1. 中電負担で、取水口の水門四門のうち上流側二門の敷高を0.13m下げ、必要に応じ取水口付近の浚渫等を行う
2. 太田川発電所の貯水槽から用水路に最大毎秒2.0m3の水を供給できるようにする
運用すると、1.の対策を講じても太田川からの取水が困難で、八木用水に流れる水は全量が太田川発電所から供給される水となり、現在に至っています。
資料で、八木用水を調べていた時、現在の八木用水の水が全量・太田川発電所から供給される(定期点検時は鳴の取水口でポンプアップした水を流す以外は)ことを知ったので、定用水碑が建立されている細野神社根際のこの発電所も撮影し頁にしなくてはと思ったのです。(わたしは)はじめて訪ねるこの地区、安佐南区区政振興課発行「あさみなみ散策マップ:上八木ルート」を参考にこの地区を散策しました。
 10.03.18裕・記編集

10.02.19撮影
広島市安佐南区八木町639-1

10.02.19撮影

10.02.19撮影

10.02.19撮影



「八木用水関連」編



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太田川発電所
(広島土砂災害後)太田川発電所


「建物」編





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