(八木3・梅林小学校根際の)八木用水説明板

 安佐南区八木3-3-9の梅林小学校正門近くに設置されている「八木用水説明板」です。
八木用水と地域のかかわり       1995(平成7)年4月 広島市安佐南区
この水路は、八木用水とよばれ、江戸時代の中頃、明和5(1768)年に南下安(現在の安佐南区祇園)の大工・桑原卯之助らの努力によって完成したと云われており、現在は安佐南区の八木町鳴から長束2丁目太田川放水路まで約14kmあります。
当時、この辺り一帯では、稲作中心の農業が行われていましたが、慢性的な干ばつの被害にあい、水不足の解消が大きな問題でした。このため、卯之助は周辺を調査し、測量したうえで計画を立て、農民と一緒になって水路を完成させたもので、農業の発展に大きく寄与したと云われています。現在、水路周辺には多くの家が建ち、水路の役割も農業用水だけでなく下水路も兼ねたものとなっており、昔のような綺麗な水の流れや魚の泳ぐ姿が見られなくなりました。このような多くの先人の苦労により完成した八木用水は、永い年月に渡り時代の移り変わりを見守りながら私たちの生活と深い関わりを持ち続けている水路です。いつの日か昔のような綺麗な水が流れる水路となるよう、これからもみんなの手で大切にしたいものです。
安佐南区区政振興課発行「あさみなみ散策マップ:八木ルート」を参考にこの地区をぶらり散歩したのです。
梅林小学校の西北角附近に説明板が設置されていることを知りましたので、梅林駅から見に行きました、流れる水量も(豊富に)あり、きれいな流れでしたので住民の方に見守られているのだろうと思いました。
 * 2014年8月19日深夜から20日未明にかけて局地的な豪雨で、安佐南区八木地区・緑井地区でも複数の土砂崩れが起き多くの方々(9月19日74名と考えられる最後のご遺体が収容されました)を飲み込んでしまいました。
同じ広島市内でも(指をくわえて)TVをみるだけのわたしですが、映し出される画像で、八木地区緑井地区の八木用水は土砂が流れ込み用水である事さえ分からないような事態になっていました。
2015年10月になりましたが、梅林小学校に建立されたと聞いていた、 「広島土砂災害忘れまい8・20」碑を訪ね頭を垂れましたので別頁で編集しました。(下段にリンク先があります)
また、2008年撮影した時のように八木用水の流れが復活していました。
15.11.14.更新   09.12.06裕・記編集

08.12.29撮影
広島市安佐南区八木3-3附近

08.12.29撮影

08.12.29撮影



「八木用水関連」編



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(八木5)八木隧道・出口
八木隧道出口附近から梅林小学校附近まで
   梅林小学校根際の説明板
   「広島土砂災害忘れまい8・20」碑
梅林小学校附近から宇那木神社附近まで





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