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安佐北区可部に設置されている「明神公園」です。
※国交省の資料によると公園面積は1,201uあるそうです。 |
この地(明神公園)は、「舟入掘(船入堀)」といわれ太田川舟運最大の港だったそうで25艘の舟が係留でき、幅二間、長さ十町あまりの専用掘割で太田川と連絡していました。
この堀の周りは宿場、歓楽街として栄えていましたが、舟運の廃止により、1953(昭和28)年埋立てられて、いまの明神公園になったそうです。 |
* 一間=六尺≒1.82m 一町=六十間≒109m |
JR可部駅から少し南に行ったところの普通の公園(トイレは設置されていました)です。
もとは舟溜りがあったところだったと、鉄燈籠の説明板に説明がありましたので、そうだったのかと知りました。
公園内の桜が見事に咲いていました、何年物の桜が植えられたかは分かりませんが、50数年経つと見事なさくらになるものだと思ったりしました。鉄燈籠は別頁で編集しました。 |
2010年この頁を編集する時、専用掘割は何処だろうかと地図を付けましたが、掘割の残り香まで頭が回らなかったので、公園周辺をみることも撮影もしていませんでした。
2013年訪ねた時に、公園の根際をみると古い石垣が残りコンクリートの水路となっていますが、昔の掘割の残り香然としていましたので撮影し、この頁に加え更新しました。 |
13.04.25更新 10.07.21.裕・記編集 |