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安佐北区可部にある「久保田酒造株式会社」です。 |
広島市北部の清流太田川と根の谷川の合流点にある可部(広島市安佐北区)に於いて久保田酒造は、1868(慶応4)年創業以来、品質一筋に歴史と伝統を誇っています。
「金松 菱正宗」は、太田川の伏流水が家伝の菱形の井戸から湧き出る水を使用しています。酒造好適米広島県産八反錦を磨き上げ、杜氏の力技により長期低温発酵させたキレのある旨さが特徴で、吟香さわやかにさらりとした呑み口で、守り続けられた伝統の旨さです。 |
「金松 菱正宗」「吟松 菱正宗」銘柄の由来は、創業100周年記念として、1968(昭和43)年8月2日高松宮(1905-1987)殿下ご来社のおり、菱正宗に金松、吟松と命名されたことに由来します。
また、菱正宗のシンボルマーク、松と菱のデザインは棟方志功(1903-1975)画伯によるものです。 |
※菱正宗資料は、久保田酒造の資料を参照しました。 |
広島県で酒どころはといえば、(東広島市)西条となるのでしょうが、ここ可部も太田川の伏流水という水に恵まれた酒どころなのだそうです。余りにも認識不足だったわたしは、可部地区のボランティアガイドをされているK氏に案内していただき、教えていただきました。 |
10.08.30.裕・記編集 |