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安佐北区可部南の友広神社にある「広島市指定天然記念物のイチョウ」です。 |
広島市指定天然記念物:友広神社のイチョウ 平成8(1996)年10月25日広島市養育委員会 |
指定:平成7(1995)年4月18日 樹種:イチョウ(イチョウ科) 雄株 |
概要:胸高幹囲4.15m 樹高約25m 枝張(東8.2m、西12.0m、南6.1m、北9.7m) |
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友広神社のイチョウは、新宮神社(安佐北区白木町)、温井八幡神社(安佐南区川内)にあるイチョウとともに広島市を代表する巨樹であり、主幹が直立し、枝張も直線的なその樹形は、伸びやかで美しいものです。
友広神社の創建は明らかではありませんが、境内に残る石造物から江戸時代中頃に境内が整備が行われた状況がうかがえます。このイチョウも現在の大きさからあるいはその時に植えられたものかもしれません。ここ中島は、太田川と根の谷川に囲まれ、南で]三篠川を含めた三本の川が合流する中州の為、たびたび洪水の被害を受けてきました。このような状況の中で力強く生き抜いてきたこのイチョウの姿は、底知れない生命力の偉大さをわたしたちに教えてくれます。 |
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参道を隔てた反対側には幹囲、樹高は小さい雌株があります。 |
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遠くから広島市の天然記念物に指定されているというこのイチョウが目に入りましたので、あそこだなと目印になり迷うこともありませんでした。神社仏閣に、イチョウは似合うものだな〜と(わたしは)思いました。 |
10.09.23.裕・記編集 |