|
安佐北区可部南の友広神社にあるイチョウで垂乳があるイチョウをこの頁で取り上げました。 |
ここ友広神社には、広島市指定天然記念物のイチョウがある事から、昨(2010)年に訪ね撮影しました。
天然記念物のイチョウと参道反対側にもイチョウがありました。
幾分小さいイチョウ(天然記念物の指定ではない)だったから丁寧に見る事もなかったのです。
今(2011)年1月交流ウォーク探検隊で訪ねた時、
強め剪定されているな〜と思ってイチョウをみたのです。落葉しており枝がむき出しになっており、垂乳の枝をみましたので、垂乳のイチョウだった事に今(2011年)回はじめて気が付くという迂闊さでした。 |
(きこん)
気根: |
地上部から空気中に出る植物の根。
その機能は支柱(トウモロコシ)・吸水(セッコク)・保水(ヘゴ)・呼吸(マングローブ)など多様だそうです。樹齢を重ねたイチョウは、幹や枝から気根を出し、それが乳房のように見えることから「乳イチョウ」、「垂乳根のイチョウ」、「乳下がりイチョウ」などと呼んで、昔は乳が出ない母親から信仰を集めたそうです。 |
|
以前訪ねた時は、葉が茂っていたとはいえ(わたしは、前回の時は)よくみていなかったのです。
こちら小さい方のイチョウに乳下がりの気根があるということは、広島市天然記念物のイチョウの方もあってもおかしくはないと(わたしなりに)みましたが、垂乳はないようでした。
イチョウの落ち葉の処理に苦慮する現代ではあるのでしょうが、どちらのイチョウも、思いきった剪定をされているな〜〜と(わたしは)思いました。 |
11.01.03.裕・記編集 |