(下の浜)胡神社えびすじんじゃ

  安佐北区可部南に鎮座している「(下の浜)胡神社」です。
『二宮産業の初代初蔵が祀ったといわれる。』と(財)広島市文化財団文化科学部の資料にありました。
二宮産業を調べると、その前身が1896(明治29)年に創業ということがわかりましたので、この(下の浜)胡神社は、明治中期に、商売繁盛の屋敷神として、創建されたものだろと(わたしは)考えました。
現在の二宮産業(株)は、1944(昭和19)年に創業だそうですので、
その前身が、二宮初蔵が1896(明治29)年6月創業した二宮鋳物で鍋、釜、風呂釜を作っていた工場だったことが(財)広島市産業振興センターの資料で分かりました。下記の事も併せてわかりました。
二宮産業株式会社は、平成11(1999)年度広島市優良企業等表彰制度での技術指導優良企業表彰を受けています。
受章理由は『同社は、鋳物模型に発泡スチロールを用い、溶金を流し込んで発泡型と金属を置換させる減圧消失模型鋳造法を利用して、本(広島)市の技術指導を受けながら、バルブ製品の製造等への導入を図りました。本技術の導入により経費の節減と大幅な工期短縮が図られ、さらに、精度が向上したことによりバルブ等の複雑な形状をした製品への応用が可能になりました。この新しいプロセス技術の確立は、時代のニーズである多品種少量生産への要求にも素早く対応できる特徴を有しています。このように、同社は鋳物産業における生産技術のポテンシャルを高めて将来への優位性を図るなど、その技術力向上に取り組む姿勢は高く評価できます。』ということだそうです。
敬称は略しました
事前に地図をみると(広島市立安佐市民病院の処から根の谷川沿いにJR可部駅に行く途中にある)胡神社にも参拝しようと思っていたのです。
地図上では、川沿いに二宮産業の工場があるのですが、工場は解体されてきていましたので、可部の町を支えてきた鋳物産業は衰退して行っているのかと横目で見ながら思いました。(下の浜)胡神社を参拝し、県道240号戦の処からも撮影しましたが、ここでも北側の工場が解体されている途中でした(画像にも少しばかり写っていますが)。
11.01.03.裕・記編集

11.01.08撮影
広島市安佐北区可部南5-1-58

11.01.08撮影

11.01.08撮影

11.01.08撮影

11.01.08撮影

11.01.08撮影
≒北側(画像左)は解体中の二宮産業工場



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「可部町」編





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