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安佐北区亀山南の両延神社に残されている「神木・松の跡」です。 |
亀山公民館の資料に
『境内にあった周囲3.4m、高さ25m、樹齢290年の大松でしたが、1983( 昭和58)年に枯れ、「神御馮木株跡」として保存されています』と紹介がありました。 |
ヒョウ
馮 |
1)ヨる。=依 2)頼みにする 3)盛んに。大いに 4)カチワタリする。川を歩いて渡る。馮河 5)しのぐ。せまる 6)乗る 7)馬が速く走るさま 8)ほこる。たかぶる 9)怒る 10)不満に思う 11)人の姓 |
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=馮1.ヨる(イ)もたれかかる。より添う。(ロ)たよる。すがる。力とする。(ハ)もとづく。(ニ)乗る。(ホ)しのぐ。(ヘ)わたる。歩いてわたる。
2.ツく。とりつく。のりうつる。3.よりどころ。4.証拠5.いっぱいになる。6.いきどおる。 |
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この両延神社社殿の周りをみている時にみた遺木でした。
腐れ防止用の笠木が取り付けられ注連縄が取りつけられていましたので、両延神社の御神木だったものが枯れたので、保存される事になったのだろうと思いました。しかし、根際に石柱(刻まれた文字は読めませんでした)がありましたが、説明板もないようでしたので何の木かも(わたしには)分かりませんでした。
亀山公民館の資料で松の根っこと云うことがわかりました。漢和辞典に馮木という熟語はありませんでした。意味は何となく、神木(神聖視されている樹木)という事ではと思うのですが。 |
頁の更新履歴に利用しているブログで、kagurakkoさんに『浅田次郎の小説「憑神(つきがみ)」という作品があり読んだのですよ・・・』と、教えていただきました。
そうだったのかと思い、意味からすると神がとりついたありがたい(松の)株の跡となり、どうも(わたしは勉強不足で)心がなかったようです。「憑」を漢和辞典で引くと「馮」にはなかった、「のりうつる」とありました。
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11.08.25更新 11.08.07.裕・記編集 |