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安佐北区亀山にある「青古墳群」です。 |
広島市指定史跡 青古墳群 昭和53(1978)年 広島市教育委員会 |
指定:昭和48(1973)年5月30日 広島市可部町大字大毛寺青(現・亀山5丁目)570-21 |
可部町福王寺山の南山麓に広がる緩斜面には、かって、可部古墳群と総称される約100基の横穴式石室が分布していたといわれています。
しかし、現在では古墳群を形成する半数以上が耕作や宅地造成などによって損壊消滅し、築造当時の姿をとどめているものは極めて少なくなっています。
青古墳群は可部古墳群の支群で、もとあった15基のうち、わずかにこの4基(うち1基には、玄室の床に石を敷き墳丘の裾にも石を積み上げているなどの特徴が見られます)がほぼ旧態を保っています。これらはいずれも6世紀末から7世紀にかけての古墳で、須恵器や土師器の食器類、鉄製の武具、金環などの装身具といったものが出土しています。 |
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(原爆投下時落下傘落下地点)原爆犠牲者之碑に頭を垂れ撮影して、後はJR可部駅まで帰りながら亀山公民館の「亀山地域の史跡」で紹介があるところを見学しながら行こうと計画していましたので、福王寺への自動車道である道路を少しづつ下りながらまず、青古墳群をみようとしていました。地図でこの辺りでわき道を上ったところかなと思って行くと、どうもこの本浄寺へ行く道でした。境内からフェンス越えに下を見ると説明板らしきものが見えましたので、本浄寺を撮影して下に降り回り込んで説明板を読みました。 |
写した画像でお分かりになると思うのですがフェンスに囲まれ、雑草に覆われ、説明板でいう第4号古墳が雑草の間から僅かに見えましたが、よく見たいと思いました。
指定区域内の雑草を常に刈って置くということは今の広島市の財政から云うと出来ないでしょうから、(発掘品は亀山小学校に保管されているそうですので)古墳の近くまで行って横穴式古墳をみることが出来るようにフェンスに扉を取り付けていただきたいと思いながら撮影しました。 |
11.08.22.裕・記編集 |