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安佐北区亀山に鎮座している「風呂明神社」です。 |
創祀年代は詳らかではありませんが、1825(文政8)年に全159巻159冊が完成した「芸藩通志」に『風呂神社大毛寺にあり、地名を青という。楽音寺古神名帳に阿保明神というのがある。昔は大社、いまは小祠である』と記述があるそうです。
明神社の南200mのところに明神屋敷があり太古はこの屋敷辺りまで瀬戸内海が入り込んでいて、水に縁が深い所だったので市杵島姫命を祀り、地域の安全を願ったそうです。
阿保大明神から風呂大明神へ妙神名が変更された事や明神屋敷から現在地に遷座したいきさつなどは詳らかではありません。 |
*風呂明神社の資料は、亀山公民館の亀山地域の史跡を参考にしました。 |
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かしまどりい
鹿島鳥居 |
神明鳥居の一つ。円柱の上に断面が円形の笠木を渡し両端斜め切りで、貫(ぬき)のみが角材で、柱の外に突き出しています。鹿島神宮のものが代表的なことからその名が付く。 |
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亀山公民館の「亀山地域の史跡」で紹介があるところを見学しながら行こうと計画していましたので、青古墳群をみて、下に(南側にすぐ)に位置するこの風呂明神に立ち寄り参拝しました。まだ木の香も漂っているような新しい鳥居が迎えてくれました。 |
11.08.23.裕・記編集 |