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東広島市西条町西条の御建神社参道根際に建立されている圓鍔勝三作「木村静彦翁銅像}です。 |
木村翁銅像・古跡・之碑 |
木村静彦翁銅像再建の由来
木村静彦翁の銅像は西條町建立の碑文の如く産業功労者・地方■■功労者としての其の偉大なる御功績に敬意と謝意とを表するため御■存中の1928・昭和三年十月に(御逝去は1946・昭和二十一年三月四日享年八十一歳)西條町が当時の彫刻界の大家の帝国芸術院会員・建畠大夢(1880-1942)先生に委嘱して建設したが、昭和十八(1943)年四月に国のため供出したため西條町が石碑を建てて今日に至っていたのを此のたび現代の彫刻界の泰斗であらせられる日本芸術院会員・文化功労者、文化勲章受章の圓鍔勝三先生に委嘱して同型同大にて再建した次第であります。 |
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木村静彦は、1892(明治25)年賀茂鶴酒造の当主を引継ぎ、1889(明治22)年第1回広島県酒類品評会1等賞、1900(明治33)年フランス・パリでの万国大博覧会名誉大賞など広島酒の発展と品質向上に尽力、軟水仕込みの旨い酒を灘の酒、伏見の辛口酒に匹敵する美酒として全国に普及させました。
1918(大正7)年賀茂鶴酒造株式会社に改組。1922(大正11)年緑綬褒章を受章。 |
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この圓鍔勝三作品は交流ウォークの藤井先生に教えていただいたのです。
昔、通勤で西条駅を毎日利用したこともあるのに、駅裏の方に御建神社があることさえ(わたしは)知りませんでした。 |
10.01.26裕・編集 |