いちの井戸

  東広島市西条栄町のいまは白牡丹(株)にある「いちの井戸」です。 
江戸時代に掘り当てられたといわれる天下の名水「いちの水」は、戦前までは牛馬市場の一角にありました。
古くから酒造仕込水として、灘の宮水に勝るとも劣らない評価を得ており、近郷の呉市・三原市・世羅郡などの酒造場からも水買いに訪れていました。
以前は、西条町町役場の建物だったそうです。現在は、白牡丹酒造の所有だそうですが、区画整理で道路が拡幅されその分建物が削られ改修されたそうです。
井戸の根際に小さな石柱が建っており、西条町時代の石碑かと思いましたが刻まれた文字が薄くなっており正確には読めませんでした。『正面:創立十五?周年記念、(年代か? 明治?) 側面に東経132度44分・北緯34度25分』と刻まれているようでした。
町として施行、町の成立とは云うでしょうが創立とは云わないな〜と考えていましたが、何の石柱か(わたしには)わかりませんでした。
1890(明治23)年10月1日四日市次郎丸村が村名改称のうえ町制施行して西条町が成立しています。
目がどうかしたのか、もともと頭がおかしいのか、西条駅でもらったパンフレットをちらっとみて‘いのちの井戸’と読んで、崇高な井戸があるものだなと思ったのです。
よく見ると「いちの井戸」でした。説明板を読めば、昔、牛馬の市場が一画にあったことから「いちの井戸」と云われたことがわかりました。間抜けな自分自身に苦笑しながらみた井戸でした。
10.02.23裕・記編集

09.11.28撮影
東広島市西条栄町3-10 

09.11.28撮影

09.11.28撮影

09.11.28撮影

09.11.28撮影



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