(東広島)三永水源地の藤

  東広島市西条町下三永の“三永水源地”に植樹されている「フジ」です。
ここ三永水源地のフジ棚は、昭和29(1954)年職員が水道用鉄管の廃材を利用して棚を造り、約100本余のフジを植栽しました。
その後平成3(1991)年台風19号の被害を受け、擬木(鉄筋コンクリート製)に造り替えられました。
現在、180本のフジを植栽し、その規模は西日本一と云われています。
湖畔の藤棚は、長さ335m、幅6m、高さ3m
(ふじ)
藤:
分類 マメ科フジ属つる性落葉樹。
4〜5月紫色または白色の蝶形花の長い総状花序(そうじょうかじょ)を垂らす。
原産地 日本(本州、四国、九州)
用途 庭木(棚仕立て、木立仕立て、生垣仕立て)、盆栽、鉢作り
日本原産のものにはフジ(ノフジ、アケボノフジ)、ヤマフジ(カピタンフジ、シロカピタンフジ)の2種類があります。
どちらも長くつるを伸ばし、葉は11〜19枚の小葉をもつ奇数羽状複葉で長い総状花序をつけます。棚や支柱、金網などにからませてさまざまな仕立てが楽しめます。丈夫で寿命は長い。
上記資料は、呉市水道局設置の説明板を参照して編集しました
マメ科のつる性落葉木。山野に自生し、また観賞用に植える。
つるは右巻き。葉は奇数羽状複葉。四、五月頃長い総状花序を垂れ、紫色白色などの蝶形花をつける。長い莢(さや)の実がなる。つるは丈夫で縄や細工物に利用。[季語]春。
(社)東広島市観光協会のWEB SITEをみて、今(2010)年は、3月20日〜5月16日(9:00〜16:30)三永水源地を一般開放することを知りました。桜を観に行きましたので、有名なフジも観に行かなくてはと思っていたのです。
今(2010)年5月9日中國新聞に『フジ満開時期遅れる。閉鎖後ピーク?』との記者署名・記事が大きく報道されていました。天候不順だったことしは遅れるのだろうと、一般開放の最終日(5月16日)に行ったのです。
藤棚をみたとき、もうフジの花は終わったのではと女房が云いました。確かにわが家の鉢・フジでも花が先に咲いて葉が茂るという事を考えれば青々とした藤棚でした。
前回(サクラを見に来た時)藤の説明板を碌に読んでいませんでしたので、今回は丁寧に読んでみました、藤が日本原産で2種類がありそれらがフジ棚に植栽されている事を知りました。
子どもたちが小さかったころ訪ねた時の記憶を手繰り寄せれば、今(2010)年は見事なフジの花との記憶には程遠いフジ棚でありました。フジの樹木としての寿命というものがどれほどかは知りませんが、フジが既に老境と云える樹齢に達しようとしているのかなとも思いましたが、もう少し早くみに来ればチト違うフジの花をみられたのかもしれないと思いました。
緑濃くなった桜の木陰で弁当を広げ食べました、遠くでアコーディオン演奏が聞こえていました。
10.05.23裕・記編集
東広島市西条町下三永331

10.05.16撮影

10.05.16撮影

10.05.16撮影

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アケボノフジ(曙藤)

10.05.16撮影
シロカピタンフジ(白花美短藤)

10.05.16撮影

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カピタンフジ(花美短藤)

10.05.16撮影
ノダフジ(野田藤)

10.05.16撮影

10.05.16撮影



「植物」編



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