圓鍔勝三作:なぎさの女神

  尾道市東御所町の海岸通りに建立されている圓鍔勝三作「なぎさの女神」です。
昭和二十九(1954)年春 圓鍔勝二作
圓鍔記念館(現在尾道市に編入され圓鍔勝三彫刻美術館に改称されています)の資料をみて、1954(昭和29)年(氏49歳の時)ここ尾道に「なぎさの女神」(ブロンズ)制作されていた事を(わたしは)知ったのです。
* 1960(昭和35)年までは、本名である圓鍔勝二で作品を創作されておられたそうです。
今(2011年3月)回、野外彫刻などと文学碑をみる事を中心に据え、尾道(旧・市域)をぶらり散歩しました。
海岸通りのそこここに野外彫刻が展示されていると聞いていましたので、JR尾道駅で降りて海の方に行きました。
(眼鏡で修整できないほど段々と)目が悪くなってきておりますが、近づきながら目に入ったのがこの彫刻でした。
近づいて行くと、(圓鍔作品で過去に目にした独特の)髪型をした彫刻でした。まさかここに圓鍔勝三作品があるとは思いませんでしたので、(その日のわたしの)尾道の町ぶらり散歩の幸先のよさを感じました。
サインがあるはずと、作品後ろに回りみると、いままで目にしていた氏のサインが刻まれていました。
ただ、勝二となっていました。広島県発行「広島名誉県民小伝圓鍔勝三」を読んだ時、当初創作時は本名であった事を思い出しましたので、貴重な作品だなと思いました。
半世紀も前の作品ですので致し方ない処はあるのでしょうが、大気汚染の影響があると思われる雨滴の流れが目立っておりました、わたしごときが云うのは口はばったい事ですが、地方自治体の財政は逼迫していると聞きますが、この作品が長く尾道の地に根付く事を願うばかりです。
11.03.09裕・記編集

11.03.04撮影
尾道市東御所町8附近 海岸通り

11.03.04撮影

11.03.04撮影

11.03.04撮影

11.03.04撮影

11.03.04撮影

11.03.04撮影



「野外彫刻など」編


「圓鍔勝三関連」編



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     (尾道市・旧市域)圓鍔勝三作品
(海岸通り)なぎさの女神
(千光寺公園)あけぼの


「尾道市」編





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