(文学のこみち)尾道の古歌・碑

  尾道市東土堂町の千光寺公園“文学のこみち”に建立されている「尾道の古歌・碑」です。
ぬばたまのあけ ぬらしたまうらに あさりする鶴鳴たづなわたるなり
作者の名も伝わらない、この古歌は玉の浦即ち尾道のみなとをうたった歌としてふるくから人々の間に愛誦されている。
文学のこみち20番目が吉井勇歌碑で、そこから少し上ったところに、21番目の文学碑としてこの「(尾道を謳った)古歌の碑」があります。昔々になりましたが(わたしは)古典の勉強もおろそかにしていたとはいえ、
「ぬばたまの」とは?出だしからわかりませんでした、帰宅後辞書を引くと「射干玉」とは植物、檜扇(ひおうぎ)の黒くて球状の種子。のことで、「射干玉の」とは、枕ことばで、ぬばたまの実が黒いところから、黒色やそれに関連した語にかかる、そうです。玉の浦は、尾道のこと。あさりする(≒漁をする)。
鶴はツルと読むのかと思ったらわざわざ、‘たづ’と振り仮名がありました、万葉集にはツルのたぐいの古名として「たづ」が用いられているそうです。というようことを調べると歌の意味もだいたいわかってきましたが、(わたしは既に)すぐに忘れる歳になったていますのでいつまで覚えていますか。
11.04.19裕・記編集

11.03.04撮影
広島県尾道市東土堂町 千光寺公園・文学のこみち

11.03.04撮影

11.03.04撮影



「文学碑など」編



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