おのみち海辺の美術館

  尾道市土堂付近の海岸通り堤防壁に設置されている「おのみち海辺の美術館」です。
尾道水道沿いの遊歩道(海側の堤防)壁面約150mに渡り、尾道の絵画コンクール「絵のまち尾道四季展」のグランプリ作品などを飾っているのがおのみち海辺の美術館です。
行き過ぎて、ふと振り返りたくなる町、忘れていた引き出しの中をのぞいて見た時の驚きと懐かしさを思い起こさせる、気取りのない町「尾道」。
開港840年の歴史を重ねたこの町に、尾道市(市制施行110周年)と尾道ライオンズクラブ(結成50周年)の共同記念事業として「おのみち浜辺の美術館」を創り、「活力あふれる感性息づく芸術文化のまち」構想の一環として、町づくり推進を図りました。
展示パネルは、著名な画家のレプリカ3点と市主催の「絵のまち尾道四季展」の尾道賞・グランプリのレプリカ13点をこのシーサイド遊歩道に飾り、陽の当たる美術館の誕生となりました。
「絵のまち尾道四季展」は、1983年に第1回が開催され(隔年開催で)、今(2011)年で14回を迎えています。
古刹・海辺・坂道・路地など、何処をとっても町のたたずまいは、いつもゆっくりとした流れの中に宿っています。今日一日あなただけの「おのみち」を見出す旅人となって下さい。四季を湛えて、いつも豊かに輝くこの町の叙情を充分に満喫していただければ満足です。どうぞゆっくりご鑑賞下さい。そして、時を経て再び訪れて下さい。きっと引き出しの中身が心を揺らすことでしょう。              2009(平成21)年3月 尾道市
(屋外で)野外彫刻などをみて歩くのもいいものですが、ここのように海辺の美術館と名づけて、尾道を題材にした絵画(レプリカ)作品を堤防壁にはめ込んだアイデアもいいものだな〜と(わたしは)思いながらみました。
11.05.14裕・記編集

11.03.04撮影
広島県尾道市土堂付近 海岸通り

11.03.04撮影
小林和作 (こばやしわさく: 1888-1974)
洋画家。山口県出身。京都市立絵画専門学校卒業。号は霞村、燦樹。
日本画で文展入選。1918(大正7)年洋画に転じ、梅原竜三郎(1888-1986)らにまなぶ。1927(昭和2)年春陽会会員。翌(昭和3)年渡欧。1934(昭和9)年独立美術協会員。広島県尾道に転居し,風景画をえがいた。作品に「海」「春の山」など。

11.03.04撮影



「資料館など」編



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「尾道市」編





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