つきひめ いなりしゃ
築姫稲荷社

  尾道市東土堂町の築姫小路に鎮座している「築姫稲荷社」です。
尾道市土堂2丁目(旧・築出町)の小路に、戦前より二体並ぶ珍しいお稲荷さんがありました。地元では「築姫さん」と呼ばれ、築出町内の守護神として、港で働く人々の暮らしを見守っていました。
ところがお稲荷さんたちは、昭和20(1945)年の建物疎開の際、粗末になってはいけないと、献主のひとり福島利助の疎開先(新浜)に遷座しておられましたが、63年後の平成20(2008)年3月福利物産発祥の地での直営店「北前亭」の開店を機に再びこの小路に遷座されたものです。まん中に鎮座するのが明治33(1900)年建立された築姫稲荷大明神で、「姫だけでは淋しかろう」と福島利助らによって昭和9(1934)年に男性神として右隣に築玉大明神を献納されました。
両明神は、家内安全・夫婦円満・子孫繁栄・縁結びの神として愛され敬われています。
なお、向かって左は、海運・漁業・商売繁盛の神である恵比須様です。疎開前の築出町の中にあったもので建立は大正12(1923)年です。
大雁木に抜けるこの道は、船が着くと大八車などで積み荷を運ぶ人たちが行き交い、朝な夕なに柏手を打つ音が聞こえる尾道らしい浜の小路でした。
旧・築出町マップ復元の会有志一同  平成20(2008)年3月吉日
海岸通りから尾道郵便局の方へ寄り道をし、再び海岸通りに戻るときこの築姫小路の標識が見えましたので通ったのです。三つの祠が並んでいました。説明板が設置されていましたので、それぞれの由来がわかりましたのでこの頁が編集できました。
11.04.28裕・記編集

11.03.04撮影
広島県尾道市東土堂町2丁目 築姫小路

11.03.04撮影

11.03.04撮影

11.03.04撮影
築出恵比須社 築姫稲荷大明神 築玉稲荷大明神

11.03.04撮影



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