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尾道市東久保町の浄土寺に建立されている「庖丁塚」をこの頁で取り上げました。 |
正面:庖丁塚 大蔵大臣 宮澤喜一書
裏面:昭和六十三(1988)年十月吉日建之 尾道調理師会 名誉顧問:宮澤喜一 会長:山名修二 |
古代王朝の昔より室町時代にわたって調理を専門とする職業がありました。
以来江戸時代の庖丁人・料理人を経て今日の調理師に至るまで庖丁は、常に調理技術者のいのちであり、家庭においても日々の食生活に欠かせない大切なものです。
尾道の古い文化と伝統を象徴する由緒ある土地(浄土寺境内)を選んで建てたこの塚は、すでに使い果たした庖丁をおさめてその恩恵に感謝し、調理した鳥獣魚介と共に、こんご調理師の一層の技術の向上と業界の■■、■■びにより豊かなる食文化の発展と国民の食生活への貢献を心から祈念して、多くの庖丁を供養するものです。 |
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以前に(廿日市市の)宮島の大聖院境内で「包丁塚」をみた事が、ありましたが、
ここ尾道の浄土寺境内で「庖丁塚」をみましたので近づくと宮澤喜一(1919-2007:総理在任1991年11月5日-1993年8月9日)揮毫の碑でしたので、撮影しました。
それは、碑の建立時は大蔵大臣だったようですが、後に(広島ゆかりの)総理大臣だった人物だったからです。 |
11.05.09裕・記編集 |