じょうしょうじ
常称寺

  尾道市西久保町に建てられている「尾陽山願王院・常稱寺」です。
国指定:重要文化財:本堂、観音堂、鐘撞堂、大門、附・墓処門   平成19(2007)年12月4日指定
尾陽山願王院常稱寺は時宗のお寺で、鎌倉時代後期の正応年間(1288-1293)時宗二代・他阿真教上人(1237-1319)によって創建されたと伝わる古刹です。神奈川県藤沢市清浄光寺を本山としています。
創建時の本堂は、内陣天井に栢材を使用していたため、「栢堂」とも呼ばれていました。現存の本堂は、室町中期の建築で、外観を和様、内部構成を禅宗様とし、内陣・外陣と脇陣を一体空間とするなど中世時宗本堂の特徴をよく表しています。観音堂は室町後期の建築です。
「寺の町・尾道」は、時宗寺院が多くある中で、常称寺は、江戸時代の遊行上人巡国の時に宿坊の役目を果たすなど、格の高い寺院です。
かしわ
1. ブナ科の落葉高木。葉は短い柄をもち互生し、倒卵形で厚く、縁に波形の鋸歯がある。
秋に落葉せず、枯れたまま越年する。4、5月ごろ、新葉とともに雌花と雄花とをつける。実はどんぐりで、多数の鱗片からなる殻をもつ。若葉はかしわ餅に用いられる。かしわぎ。もちがしわ。
浄泉寺の西門を出て国道2号線沿いに西に行っていると灯油缶を両手にぶら下げ山陽本線を越えて運ぶ燃料屋さんに出会いました、見るとお寺の方にもっていっていました。(燃料を運ぶ)車がお寺に横づけ出来ないか出来にくいのだろうな〜と思い、わたしもお寺に立ち寄ってみるかと思って山陽本線の踏切を越えて行きました。
寺名石柱には「時宗尾陽山常稱寺」と旧字で刻まれていました。説明板で重要文化財の本堂をもつお寺であることを知りました。
11.05.20裕・記編集

11.03.04撮影
広島県尾道市西久保町8-3

11.03.04撮影

11.03.04撮影
本堂:桁行五間、梁間六間、一重、入母屋造、本瓦葺

11.03.04撮影

11.03.04撮影
観音堂:桁行三間、梁間三間、一重、宝形造



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