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東広島市八本松飯田の疱瘡神社境内に建立されている「観音社」です。 |
昔、菖蒲前(あやめのまえ:小倉神社祭神)が追いかける敵を逃れて水が迫の滝の所まで来た際、愛馬の腹に隠れて助かったことから、 その霊を馬頭観音として祀ったのが社のはじまりといわれます。
「大谷のお堂」といって観音原にありました。山道を通ってちたりと一目お堂が見えるので一目観音ともいいました。
明治25(1892)年頃桃山を経営していた福岡家の所に移されました。
大正8(1919)年4月この地に奉祀されました。疱瘡神社の由緒の馬頭観音は境内社に祀られています。 |
説明板にある境内社はこの祠しかないので、馬頭観音を拝見しようと近づいてみたのです、わたしが思う馬を頭上に乗せたような一般的な観音様のお姿ではなかったのです。観音様を支えるような基礎石には観音社と刻まれており、裏面には昭和3(1928)年3月18日寄進された礎石ということがわかりました。 |
08.11.30裕・記編集 |