(宮島の)皆吉爽雨句碑石

  廿日市市宮島町の厳島神社本殿南側の大きな岩に取り付けられた「皆吉爽雨句碑」です。
※「潮の香の みたらしふくミ 初詣」
句碑の裏側に回ったのです、少々傷つけられた嚴島神社の記念板が取付けられていたのでした。
読むと、この石自体が昭和20(1945)年洪水で流されてきたということで、その記念として残されていたものでした。
皆吉爽雨 (みなよしそうう:1902-1983)
俳人。福井市生まれ。福井中学校卒業。住友電線製造所(大阪)入社後俳人を志す。
1932(昭和7)年ホトトギス同人に推される。1938(昭和13)年第1句集「雪解」。1940(昭和15)年「寒林」。1944(昭和19)年「雲坂」。1948(昭和23)年「緑蔭」を出す。1979(昭和54)年勲四等旭日章受賞。
2007年11月交流ウォーク探検隊で宮島を訪れ、厳島神社を裏手からみながら歩いていたとき、大きな岩を見たのです。
何かの碑ではと見に行ったのです。
爽雨句が刻まれた句板が取り付けられていましたので句碑だなと思ったのです。
宮島観光協会の資料で皆吉句碑ということを知りました。
08.02.26更新    07.11.12裕・記編集
   関連頁:(同じ岩に設置の)洪水記念板・巌石

07.11.03撮影
広島県廿日市市宮島町11 (厳島神社本殿裏・南側) 

07.11.03撮影



























08.02.14撮影
枕崎台風(まくらざきたいふう:台風16号)
1945(昭和20)年9月17日、鹿児島県枕崎市付近に上陸した台風。
九州を縦断、広島から松江へと進んだ。超大型の台風で、広島県を中心に洪水・崖崩れなどで大被害が出た。
全国の死者2,473人、行方不明者1,283人、負傷者2,452人。
8月6日米軍投下の原爆で、その惨禍に打ちひしがれていた広島市民を襲った台風でもありました、広島県内では死者・行方不明者合わせて2,000人を超える被害で、市内でも原爆にもかろうじて残っていた多くの家屋が倒壊し、橋梁は流されたと聞きます。



「文学碑など」編



広島ぶらり散歩へ
(宮島の文学碑)
(宮島)エドマンド・ブランデン詩碑
(宮島・御笠浜)渡辺為吉句碑
皆吉爽雨句碑
宇都宮丹靖句碑
雨村歌碑
正岡子規句碑
高浜年尾・句板


「安芸の宮島」編





SEO [PR] カード比較  冷え対策 温泉宿 動画無料レンタルサーバー SEO