（佛國人）殉國忠士之碑、フランス人墓標

南区比治山公園の陸軍墓地に建立されている「（佛國人）殉國忠士之碑」です。 『1900（明治33）年北清事変でわが国陸海軍の兵で傷痍疾病した者を広島陸軍病院に託しました。 手厚い看護で回復した者多かったが、若干名が亡くなりました。その中に友軍であったフランス人負傷者100余名のうち（広島で）7名が死亡しました。殉国忠士の碑を建て友誼に敦かった事を記念しました。』 明治33年事変： （義和団事件） 1899（明治32）年〜1900（明治33）年。列強の進出に抗した中国民衆の排外運動。 山東に始まった義和団の運動が華北一帯に波及、北京の列国大公使館区域を包囲攻撃するに及び、日・英・米・露・独・仏・伊・墺(オーストリア)連合軍の出兵を招き、鎮圧された。北清事変。（義和団事変）。 碑文は、わたしには正確に読み下せませんが、だいたいのところ上記のようであろうと思います。 在日フランス大使館のWEB SITEに「1900年の義和団の乱鎮圧のために中国に派遣され負傷した100余名のうち、広島で死亡した７名のフランス兵士墓地は、広島における日仏友好親善の象徴であり出発点でもある．日仏交流150周年を記念するに際し、広島日仏協会は比治山陸軍墓地関係の子孫7名を広島に招待し、2008（平成20）年6月20日記念式典を行う。」というものがありました。 　　09.01.09 分離再編集　　　04.01.10裕・記編集

08.12.11.撮影 広島市南区 比治山（ひじやま）公園　陸軍墓地　　　　　　正面碑文・仏語（下記掲載）

08.12.11.撮影 08.12.11.撮影 （碑裏面は）漢文下記に掲載 （側面3段）HONNEUR AUX BRAVES 　MORTS 　POUR LA PATRIE

03.09.24.撮影 ne a KERVIGNAC Morbihan le 15 aout 1878 deced en rade d'Ujina le 21 juillet 1900 殉國忠士之碑の両側に1基づつ、後ろ側に5基の計7基墓標があります。（画像は）その内の1基です。 1878年生まれで1900（明治33）年に亡くなった（フランス読みが判りませんので正確ではありませんが）モルビハンさん22歳という若さで亡くなったようです。他も単純に引き算しただけですが、26歳、31歳、32歳、29歳、30歳、30歳の7名の方々でした。 ☆ 第二外国語の選択は独逸語でしたが、仏語であっても意味はわからなかったと思いますが、正面の碑文を書き写してみましたが、間違いがあるかもしれませんし、無料翻訳にかけましたが意味もはっきりしませんでした。 A LA MEMOIRE DES SOLDATS ET MARINS FRANCAIS DU CORPS EXPEDITIONRE DE CHINE DECEDES A HIROSHIMA EN 1900 ET EN RECONNAISSANCE DU DEVOUEMENT AVEC LEQUEL LES JAPONAIS ONT SOIGNE LEURS COMPATRIOTES LES RESIDENTS FRANXCAIS AU JAPON ET LE “SOUVENIR FRANCAIS” ONT CONSACRE CE MONUMENT

03.09.24.撮影 佛國（フランス）兵・殉國忠士之碑 大 日 本 帝 國 在 留 佛 國 人 識 國 之 忠 併 紀 日 本 帝 國 人 敦 干 友 誼 云 武 仁 児 協 會 謀 茲 建 斯 碑 以 表 我 兵 殉 起 者 若 干 則 皆 葬 于 此 為 因 当 本 國 崇 看 護 備 極 懇 篤 概 獲 痊 瘉 矣 而 其 遂 不 痍 疾 病 託 諸 廣 島 病 院 病 院 甘 諾 醫 治 一 千 九 百 年 北 清 之 役 我 陸 海 軍 兵 傷 殉 國 忠 士 之 碑

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