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廿日市市宮島町胡町に建立されている「厳島神社・世界文化遺産(登録記念碑)」です。
※この石碑は彫刻家・児玉康兵(尾道出身)が、古代の宇宙観、風水思想をテーマにデザインしたそうです。
※この登録記念碑近くに廿日市市教育委員会の説明板がありますので、そちらの説明文も取り上げています。 |
世界文化遺産「厳島神社」は、瀬戸内海の自然を代表する天然記念物「瀰山原始林」を頂く宮島の島全体を御神体として、六世紀ころに創建されたと伝えられています。
1168(仁安3)年平清盛は海上に浮かぶ寝殿造り様の社殿という独創的な神社建築を完成させました。平安時代の極に達した建築美の面影は、多くの先人によって手厚く守られ現在に伝えられています。
周囲の海や山と見事なまでに調和した厳島神社の美しさと、その多彩な歴史は他に類例を見ないものです。また、神道の社殿群の中にかつての神仏混淆のなごりを色濃くとどめています。
大鳥居の建つ海と背後の弥山原始林や都市公園を包含する地域は1996(平成8)年12月7日「嚴島神社」としてUNESCOの世界遺産に登録され、その価値は全世界で共有されることとなりました。
わたし達は、この貴重な遺産を後世に引き継ぐ責務をも負ったのです。
2000(平成12)年11月吉日(1日)宮島町建立 |
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※2005(平成17)年11月3日、佐伯郡宮島町は廿日市市と合併、廿日市市宮島町になりました。 |
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厳島神社に行く途中にこの碑が建立されている事は横目でみて通り過ぎていましたが、交流ウォーク関連で訪ねた今回会長と小さな碑も見逃さず見ていこうとしていました。
世界遺産登録を記念して建立されたこの石碑もみたのです。わたしは恥ずかしいことに中央の孔から覗くと大鳥居が見えるように配置されていることを知らなかったのです。
会長に覗いてみたらと云われそうだったのかとわかったのです。この世界遺産記念碑から少し左手に廿日市市教育委員会の説明版も設置されていましたのでそれも読んでみました。 |
08.01.22裕・記編集 |
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