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廿日市市宮島町青海苔浦に鎮座している「青海苔浦神社」です。 |
祭神は中筒男命(なかつつのおのみこと)、厳島七浦神社の一つで第四拝所です。
七つの末社を船でめぐる御島廻(おしままわり)式では、(杉之浦神社につづいて)再び着船し全員上陸「茅の輪くぐり」の儀式を行い参拝して安全祈願をするようにと拝殿が造られています。 |
※資料は、厳島神社社務所発行「伊都岐嶋」などを参考にしました。 |
「厳島合戦の時敗走した陶晴賢は最後の望みを捨てず嶮岨を超え海岸を走り西の方遥かに落ち延びましたが一艘の船もなく部下も少なくなり高安ヶ原で自刃したと伝えられています」といわれる高安ヶ原がこの山の方ですとガイドの方が説明されていました。
また『宮島で蒸気機関車が走ったことがあった、1930(昭和5)年木材運搬用にこの青海苔浦辺りを森林鉄道が敷設され、戦後間もなくの1948(昭和23)年ころまで走っており、1966(昭和41)年最終的な廃止の手続きが取られたとか』まだまだ調べなくてはならないことが多いと云っておられましたが、興味深く聞きました。
そのような話を聞きながらの七浦巡りでしたが、この辺りでそろそろ半分くらいかなと地図を見ながら思いました。 |
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七浦巡りの地図を作成してみようと思った時、会員登録しているマップファンの地図をまずみたのですが、宮島の地形がわかるものではなく、ヤフーの地図を見ると等高線が入っており浦の名称も杉之浦以外は記述がありこれだなと思ったのです。
残念なことにここ青海苔浦が青梅苔と誤字でしたが宮島の地図としてはこちらが上だなと思い利用しました。 |
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08.06.05裕・記編集 |