(廿日市市)消防艇 もみじ
  廿日市市宮島に配備されている消防艇「もみじ」です。
2007年4月19日廿日市市宮島町に国内初のフェリー型消防艇「もみじ」が配備され竣工式がありました。
「もみじ」は、全長20.8m、全幅5m、深さ1.7m。総屯数19t。最高速度は48km/h。乗組員4人を含め最大30人まで、3t程度の消防車輌一台を搭載することができる(救急車輌も停める事ができる)。
耐候性高張力鋼と耐食アルミニウム合金を使い耐久性・軽量化を図った船体は、白を基調にモミジのマークを入れ朱色と青色のラインがデザインされています。
毎分3000l(リットル)の高性能消防ポンプを備え、船首の放水銃二基はリモコンで可動し海上から火災消火作業ができます。また、消防艇には最新の航海機器をはじめ、船内には救急患者室があり救急資材などを完備されています。
建造費は、約1億9000万円。建造は尾道市:(株)木曽造船。船の竣工に合わせて、係留桟橋も約760万円かけ改良したそうです。
1981(昭和56)年竣工の消防艇「みかさ」が老朽化したため、新消防の購入を旧宮島町が計画していましたが、2005(平成17)年11月3日合併したことで、廿日市市市が重点事業として引き継いでいました。
急患搬送は午後8時〜午前6時をもみじが対応し、ほかの時間帯を民間のフェリー会社が受け持つ。旧消防艇みかさは急患が出た場合、一度車輌から患者を降ろし船に乗せ、対岸に着いた後、待機する救急車に再び乗せ病院に搬送していたそうですが、もみじは船首から岸に接岸し、そのまま救急車を搬入することができます。急患搬送は年間約200件ありうち夜間は約60件程だそうです。
2008年5月に再発見「春の宮島」の一環である『宮島七浦巡り定期便』に女房と乗ったのです。
七浦をめぐってもとの宮島(第三号)桟橋に戻ってきて降りたところで、見たのがこの消防艇「もみじ」でした。
同じ桟橋には、七浦巡りをした第三御笠丸、消防艇「もみじ」、そして龍頭飾りがある宮島町時代からの遊覧船「もみじ」が係留されていました。2009年になりましたがこの頁を編集しました。
09.08.23裕・記編集

08.05.24撮影
広島県廿日市市宮島町胡町 宮島第三号桟橋

08.05.24撮影
消防艇「もみじ」

08.05.24撮影

08.05.24撮影



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