(宮島・獅子岩展望台の)晶洞群ペトログラフの岩

  廿日市市宮島町の宮島ロープウェー獅子岩駅近くの獅子岩展望台の処にある「晶洞群とペトログラフの岩」です。
瀬戸内海および宮島島全体として、瀬戸内海国立公園に位置しています。
ロープウェーで上ってきて獅子岩駅からすぐのところにあるのが獅子岩展望台で、いままで何度かそれとなくみていた「晶洞群」「ペトログラフの岩」、説明板を読んでみて撮影しました。
(しょうどう)
晶洞:
鉱床や岩石中の空洞。普通、内部に鉱物の自形結晶が並んでいるものをいう。がま。
(Petroglyph)
ペトログリフ:
象徴となる岩石や洞窟内部の壁面に、意匠、文字が刻まれた彫刻のことで
ギリシア語のpetros(石、岩)と、glyphe(彫刻)が組合わされた造語だそうです。
昔々地学は習ったことがありますが「がま」という言葉も「晶洞」という言葉も記憶にありませんでした。
説明板を読んで不勉強のわたしでも石英はさすがにわかると岩をみてみましたが、晶洞は?
09.11.03裕・記編集
晶洞群

08.06.14撮影
広島県廿日市市宮島町 (獅子岩展望台) 

08.06.14撮影
しょうどうぐん
晶洞群
この付近の「花崗岩」には、大小の「がま」が発達しています。
「がま」には、「石英」や「カリ長石」のきれいな結晶が見られます。
がまとは、岩石中のくうどうに鉱物の結晶が密集しているものです
ペトログラフの岩
  ペトログラフとは、世界最古の文字とされるメソポタミヤのシュメール人が造った古拙文字や楔型文字よりもさらに古い文字で3万年前から紀元前2000年頃の文字だと云われています。
日本でも各所の聖所、ことに古代海洋民族に関わる遺跡や住居跡からすでに約100箇所、1080個の岩に彫られているペトログラフが確認されています。
瀬戸内海を制圧し、南宋貿易の経済的基盤を置いていた平清盛が海に浮かぶ厳島神社を深く信仰したのも、この宮島が古代から海洋民族の神を祭った島であったことを充分に承知していたからに違いありません。
七枝樹、シュメールのウル、ウルク王朝の「豊穣の神」のシンボル。 「大地男神ゲブ」をしめす。
古代ケルト海洋民族のトーテム守護神「日神ベル」 「大地女神ニンジャあるいはイシス」を表したもの。
「日神ラー」の表象。 「太陽神」もしくは「日の神」をあらわしている。
シュメール楔文字のlr-ga-ga
「雨を我にと祈る」の変形文字
説明板を読んで、岩をみましたが、目が悪いせいでしょう、わたしには何か刻まれているようだなとしかわかりませんでした。たとえ、こじ付けにしろ面白いものだと思ったので、説明板のままの頁に編集しました。

08.06.14撮影
広島県廿日市市宮島町 (獅子岩展望台) 

08.06.14撮影
獅子岩展望台で発見された
 ペトログラフ
弥山山頂ではないこの場所の岩に古代海洋人が何故文字を刻んだかは、凡人のわたしに理解することはできませんが、面白そうな話ではありました。



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