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廿日市市宮島町の厳島神社境内の建物群の中の「朝座屋」を取り上げています。 |
もともと勤番神職(や僧侶)が祭典時の参集及び雑掌の所(集会所とも云っていたようです、朝の祭典の前に使う事が多かったので、朝座屋という名が付いたようです)。明治から昭和30年代までは社務所になっていました。
平安時代(794〜1191)の建築様式を伝えていますが、現在の建物は、江戸時代前期(1615〜1660頃)の建築です。
朝座屋:桁行八間、梁間四間、一重・右側面切妻造、左側面入母屋造、檜皮葺。
国指定の重要文化財、1889(明治32)年4月5日指定 |
※解説資料は、広島県教育委員会の資料を参考にしました |
宮島へ行って厳島神社にお参りするために拝観料300円を払い本殿へ行くのに廻廊をまっすぐ進んで行った突き当りの建物が朝座屋なので、すぐに目に留まりますが、いままでなんとなくみながら右手に曲がっていましたわたしは。西(左側)面が入母屋造りという事は神社内からみればすぐわかりますが、東面はよく見ていませんでしたので切妻ということは(境内内から見ても切妻という事がわからなくもありませんが)今回境内外からみて確認しました。 |
07.12.08裕・記編集 |