(厳島神社)入口・東廻廊

  廿日市市宮島町の「(現在の)厳島神社参拝入口、東回廊」をこの頁で取り上げました。
現在の厳島神社入口は、はじめは出口でした。
だから廻廊の屋根も切妻で、床板にも敷居らしいものも工作していません。
入口からまっすぐ進み、突き当りの朝座屋のところで右に曲がり、再び突き当たったところを右に廻ると、右に平舞台があり右楽房に通じています。
廻廊の突き当たりは本社祓殿で、ここまでを東廻廊といっています。
東廻廊:折曲り延長四十五間、一重・切妻造、檜皮葺。
東・西廻廊は永禄年間(1558-1569)から慶長年間(1596-1614)に整備されました。
廻廊(全体)は曲折して諸社殿をつなぎ、その柱間は延長107間(廻廊間数は108間)におよびます。
1952(昭和27)年3月29日に国宝指定。(1899年=明治32年4年5日重要文化財指定)
※解説資料は、広島県教育委員会の資料などを参考にしました
宮島へ行って桟橋から参道を歩き、厳島神社にお参りするために入口で拝観料300円を払いお参りするのですが、わたしは最近まで現在入口(東廻廊入口)になっているところが昔は出口であった事を知りませんでした。
いわく、宮島桟橋が現在の位置関係(神社東側)に出来た時に参拝の利便を考え入口になったそうです。
07.12.26裕・記編集
   関連頁:嚴島神社:出口・西廻廊

07.12.15撮影
広島県廿日市市宮島町1-1 (厳島神社境内)

07.12.15撮影

07.12.15撮影
入口屋根は切妻で、突き当りが朝座屋です     世界文化遺産、國寶嚴島神社の掲示が掛けてあります

07.12.15撮影
東側から東廻廊をみる(右が客神社社殿)

07.12.15撮影
客神社・祓殿から東廻廊を見たところ、この囲まれたところを枡形といい管絃祭のときはここまで管絃船が入ってきます



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