(宮島)称名庵

  廿日市市宮島町中江町にあった「称名庵」でしたが、現在は廃寺となり祠が建てられています。
浄土宗の称名庵で、ここは尼寺でしたが、庵主さんが亡くなられ現在は空き寺となり、祠だけで、その中には開眼地蔵がひっそり祀られています。
光明院の住職が引退した後に隠居する場所として寛延年間(1750年)ごろに建てられました。
ただ、幕末(1850年)ごろから尼僧寺になったそうです平成6(1994)年までは存続していたそうですが、現在は廃寺になり祠があるだけです。
芸州厳島図会にいまの北之神社附近の様子を描いたものがあります。
それをみると北之神社と思われるところには北薬師があり、その下(の広場には北薬師と同じくらいの規模の)称名庵が描かれています。
北之神社へ行く石段下広場に、昔は称名庵という建物があり、称名を唱える建物で人々が入れる大きな建物であったのでしょうが、現在は小さな祠といってもいい規模の建物ですが、宮島観光協会の資料では上記のように尼寺であったとのことで、称名庵跡という表現は適当ではなかったので訂正しました。
  08.02.07追記    08.01.28裕・記編集

07.11.03撮影
広島県廿日市市宮島町中江町(はずれ)

07.11.03撮影

07.11.03撮影
開眼地蔵尊が祀られています

07.11.03撮影
念仏塔(宝篋印塔) 大正10(1921)年8月建之
(しょうみょう)
称名:
仏の名を唱えること。
一般には阿弥陀の名号を南無阿弥陀仏と唱えること。称名念仏。



「安芸の宮島」編


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