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廿日市市宮島町魚之棚町に創建されている「龍上山西方寺(りゅうじょうざんさいほうじ)宝寿院」です。
※広島新四国八十八ヶ所霊場第八十六番霊場です。 |
宝寿院は、真言宗御室派のお寺で、本尊は阿弥陀如来です。
946(天慶9)年開基と伝えられています
本尊の阿弥陀如来座像の脇侍はなくなっているが、室町初期のものだそうです。
裏手の山に「馬酔木(あせび)」が群生していたことから「あせび寺」とも呼ばれているそうです。 |
※解説資料は、厳島神社社務所発行「伊都岐嶋」などを参考にしました。 |
(しきみ)
樒: |
モクレン科の常緑小高木(≒10m)。山中に自生。また、墓地などに植える。
葉は長楕円形で光沢がある。四月頃、淡黄白色の花を開き、秋、星形の果実を結ぶ。果実は有毒。全体に香気があり、仏前に供え、葉・樹皮から線香・抹香を作り、材は数珠などとする。コウノキ。マッコウギ。ハナノキ。シキビ。「樒の花」の季語は春。 |
(あせび)
馬酔木: |
ツツジ科の常緑の大形低木(≒1.5m〜4m)。関東以西の山野に自生し、庭木ともする。
早春、壺形(つぼがた)の白い小花を枝先に総状に多数つける。有毒で、馬が食べると麻酔状態になるというので「馬酔木」と書く。葉は殺虫剤に、材は細工物にする。アセボ。アシビ。アセミ。アシミ。「馬酔木の花」の季語は春。 |
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交流ウォーク探検隊訪ねた今(2007年)回、ご住職が居られ庫裏前に植えられているシキビ(シキミ)等々お話を伺うことができました。
シキビを仏前やお墓に供えることがあることを知りませんでした。オヤジの仏壇には(馬鹿の一つ覚えのごとく)菊系統の花を供えていましたので昔の人は冬場はどうしていたのだろうかと思っていたので、そうだったのかと思ったのです。観光本に紹介があった、境内の「聖天堂」の歓喜天は(ほとんどのお寺で)秘仏となっているとか。 |
08.01.05裕・記編集 |