かもいずみ
賀茂泉
  東広島市西条上市町にある「賀茂泉酒造株式会社」です。
賀茂泉は、1912(大正元)年設立で現在に至り、酒米は広島県内産にこだわり、米と米こうじのみの純米酒造りに西条でもいち早く手がけたそうです。
資料は東広島市観光協会の資料を参考にしました 
本来お酒は、米と米麹でつくられていたのですが、第二次世界大戦後の食糧米不足から酒米も不足し、アルコール税の税収確保のため国(大蔵省)の方針で3増酒☆の方法が考案され現在の普通酒に引継がれているそうで、本来の純米酒に戻そうとしたということだそうです。
醸造した清酒を水で3倍に薄めるとアルコール度が3分の1になり、薄くて酒として飲めないので、これに安物の糖分からアルコール発酵をさせ、連続式蒸留装置で工業的に安価に精製したアルコール純度100%に近い、安アルコールを使っており、アルコール度の調整はもろみを搾った後に加水して調整します。
こうするとアルコール度は元の清酒と同じに戻るが、甘味は3倍に薄めて3分の1になったままだから、辛くて飲めない。そこで、当時発明されていた、グルタミン酸ソーダや糖分いわゆる『うま味・甘味成分』を加えて補うことで3倍に薄めた後、酔いも辛みも甘味も旨味も元に戻した『つもり』の『三増酒』が大蔵省の指導の下に考案されたそうです。
2006(平成18)年の酒税改正により、添加量が制限されており、現在は3倍までは増量できなくなっているそうです。
*三増酒のアルコール度数の調整は加水して調整する事などは賀茂泉のM氏にご指摘を頂きました
2004年撮影してこの頁を編集しました。
資料は「酒造り体験塾」東広島市・松浦氏から教えていただいた資料ほかを参考にしました 
10.08.19訂正   04.03.27裕・記編集

04.03.07撮影
東広島市西条上市町2-4

04.03.07撮影

04.03.07撮影

04.03.07撮影



西條鶴酒造(株)
賀茂鶴酒造(株)
亀齢酒造(株)
白牡丹酒造(株)
福美人酒造(株)
賀茂泉酒造(株)
山陽鶴酒造(株)
賀茂輝酒造(株)


「食べ物」編



広島ぶらり散歩へ
旧県立醸造支場
  右四日市・左竹原:道標
  次郎丸井戸
  設計者:豊田勉之
  酒蓋コレクション
賀茂泉酒造(株)


「東広島市」編





SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送