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中区基町の広島城にある“被爆クロガネモチ”につけられている落書きをこの頁で取り上げました。 |
2006年夏になったころだったか、当地のRCCラジオを聴いていたら、このクロガネモチに、相合傘の落書きが残っていると云っていました。
『いまは手が届かない位置なのでだいぶ前に彫り込まれたものだろうが、(被爆した)クロガネモチは落書きにもかかわらず成長を続けている。・・・』と云うような事をパーソナリティーが話していたのです。
このクロガネモチを撮影して頁を作成していたわたしですが、何と節穴をした目をもち、観察することもなくただただ撮影して満足していただけではないかと、自責の念にかられていたのです。
2006年原爆忌の前日8月5日にこのクロガネモチの処に立寄り撮影もしましたが、頁を編集することを躊躇っていました。
この落書きを紹介することで、同じような悪戯を助長するのではと思ってもいたのですが、よくよく考えるとわたし自身の被爆樹木たちに対する気持ちが薄っぺらなもので紹介すればいい、との考えが先にたっていたのだと反省し、2007年になりましたが編集しました。 |
07.01.22裕・記編集 |
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