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安芸区上瀬野に設置されている「瀬野馬子唄発祥の地」説明板です。 |
荷物を積んだ馬を曳きながら唄った「雲助ぶし」の一つと教えていただきました。
歌詞にありますが米なら一石五斗を振り分けて運んだようです。
また、歌詞には金つきとありますので気性の荒い雄馬のことのようですね。(現代の競馬では時々聞きますが)気性の荒い馬はせん馬といって去勢した馬にすることで競走馬に適した馬にすることもありますが。) |
(くもすけ)
雲助: |
〔定まった住所がなく雲のようにあちこちをさまよっているからとも、また、網を張って客を待つのが蜘蛛のようであるからともいわれています〕
江戸時代、宿場や街道で駕籠舁(かごか)きや荷物運搬などに従った人夫。人の弱みにつけこむ、たちの悪い者が多かったところから、無頼の者たちのことをもいう。 |
(くもすけうた)
雲助唄: |
江戸時代、雲助が駕籠(かご)や荷物を担いでいく際に唄った唄。長持唄もその一種。 |
※一石=十斗≒180リットルで容積のことですが、米に換算すると(江戸時代)約150kgくらいだとか |
「瀬野馬子唄」はどういう節だろうと思っていたのですが、瀬野公民館主催「大山峠を歩く」の昼食時カセットに吹き込まれた、この「瀬野馬子唄」をきかせていただきました、2度3度と聞きました。もの覚えが鈍く音痴のわたしですのですぐ覚えて歌うことはできなせんでしたが素朴な節回しでした。 |
09.01.22裕・記編集 |