針製造工程を振り返るNo.3(萬国製針にて)

針は広島市の地場産業として戦前より栄えていたことをわたしは聞いていました。しかし広島は針の産地として有名ですが、自社ブランドで売買している企業は少ないと聞いていました。見学をした萬国製針も「クローバー:clover」のブランドですからと会議室での見学前の説明で知ったのです。
針の穴がある(後ろ側)、尖った(先端側)をどういう風にして、同じ方向に並べるかと聞かれてもわかる訳はありませんよね。見学していてその工程の所をみました。(少しばかり考えて下を読んでください)
昔からの智恵の伝承か?それとも今の方法以上の方法が見つからないのか?
この頁の4番目の画像を見てください。バラバラの(多数の)針をゴム板で挟むのです。尖った先端はゴム板に刺さりますよね、右手のゴムにも左手のゴムにも、尖った先端が刺さった状態のゴム板になり、それで針の後先が揃えられるのです。何年もやっているという女性工員の方が見事な手さばきで作業されていました。
09.01.28裕・記編集

07.10.17撮影
焼き戻し

07.10.17撮影
針揃え

07.10.17撮影
ロール研磨

07.10.17撮影
後先揃え

07.10.17撮影
ニッケルメッキ

07.10.17撮影
ニッケルメッキ

07.10.17撮影
金メッキ

07.10.17撮影
金メッキ



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