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中区江波南の江波山公園にある「ヒロシマエバヤマザクラ」です。
※京都庭師で“桜守”第16代佐野藤右衛門(1928- )により他に類がない桜の品種と鑑定、命名されました。 |
この桜は、ヤマザクラの一種で、一枝に単弁と重弁が混じり合って咲き、重弁の場合でも縦長に厚く、花弁が重ならず水平に平らに開き、花梗が通常の2倍あり、また、花が房状につくのが特徴である。 |
平成7(1995)年4月10日 |
このサクラは、平成8(1996)年3月26日「江波山のヤマザクラ(ヒロシマエバヤマザクラ)」として広島市の天然記念物に指定されました。 |
花の特徴 |
樹姿 |
花色 |
蕾時はピンク
開花すると淡紅色 |
花径 |
28mm〜35mm |
花弁数 |
5枚〜13枚 |
花弁長 |
13mm〜17mm |
若芽色 |
赤芽と茶芽の中間 |
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樹高 |
14.1M |
根廻り |
284cm(大)
183cm(小) |
枝張り |
20M(南北)
23M(東西) |
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樹齢 |
約150年 |
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やまざくら
山桜 |
バラ科の落葉高木。宮城県以西の山野に生える野生種のひとつで、栽植もされる。サクラの仲間では寿命が長く大木になる品種。
樹皮は濃褐色で横に裂け目がある。葉は長楕円形で無毛。春、紅褐色の新葉とともに、淡紅色の五弁花を2〜5個散房状に開く。材は家具・器具・版木用。[季語]春。 |
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江波山公園のエバヤマザクラのことはニュースなどで聞いていましたが、咲いたところをみたのは今(2007年4月)回がはじめてでした。説明板をみると樹齢が約150年とか、桜としては老齢の木かなと思ったのですが、ヤマザクラは長生きの品種だそうです。 |
07.11.01裕・記編集 |