(向原駅広場)C58型式の動輪

  安芸高田市向原町坂の向原駅横広場に展示されている「C58型式の動輪」です。
            山陽新幹線開業記念  向原国鉄職員一同
この蒸気機関車の動輪は、C58型式のもので、昭和18(1943)年4月川崎車輌株式会社で造られ、ローカル線向きに設計された万能型なので、旅客、貨物列車用に、芸備線でも主役として活躍し、昭和46(1971)年3月2日限り、姿を消し、最後は長門機関区で、昭和47(1972)年4月28日大役を果し、昭和47(1972)年6月17日広島工場で解体されました。
その間走った距離は、171,564.5Kmで地球を約5回*まわったこととなります。
動輪、直径:1m52cm 、重量:1.5トン
*赤道の周囲は40,075.017kmだそうですので、説明文にある約5周というのは、「4周強になる」と云うのが適切かもしれませんね。
山陽新幹線の岡山駅 〜博多駅間が開業したは、1975(昭和50)年3月10日です。
国鉄から現在のJRになったのは、1987(昭和62)年4月1日です。
2001年(現在の向原駅)駅舎に変わっていた事で撮影したのですが、駅舎根際のこの動輪には目が行っていませんでした。それから10年、久しぶりに立ち寄ったJR向原駅で、横の広場に展示されているこの動輪に気が付き撮影しました。
芸備線を走っていた蒸気機関車の動輪を記念に残しておこうという(国鉄時代からの)向原駅関係の方々が(山陽新幹線から遠いこの地ではあるのですが、新幹線が広島に開業したという切っ掛けを捉えて)強い意志もって建立された記念碑だなと(わたしは)思いました。
11.07.01.裕・記編集

11.05.04撮影
広島県安芸高田市向原町坂73 向原駅横広場

11.05.04撮影

11.05.04撮影

11.05.04撮影



「乗り物」編



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JR向原駅
  (向原駅広場)C58型式の動輪
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「安芸高田市」編





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